介護の夜勤専従の働き方とは?
2022.05.18掲載
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仕事内容

介護の現場では昼夜問わずに働くスタッフが必要です。

施設によって違いはありますが、日勤だけではなく夜勤もある職種です。

夜の時間帯に働くので「体に負担がかかるのでは」と不安になるかもしれませんが、日勤にはないメリットも多く存在しています。

そこで、介護現場における「夜勤専従」という働き方をご紹介します。

どういった働き方なのか知りたい方は参考にしてみてください。

 

 

◆介護士の夜勤専従とは?◆

 

介護現場では、日勤・早番・遅番・夜勤といった働き方を採用し、交代制でシフトを組んでいる施設が多くあります。

夜勤専従は、その名の通り夜勤を専属に仕事を行うスタッフで、夕方から朝の時間帯まで、夜から朝の時間帯までと、2つの働き方が施設によって採用されています。

また、出勤日数が月に10~11日までと日勤よりも少なくなっています。

 

主な仕事内容は以下の通りです。

 

◎就寝までの時間

・食事の介助

・服薬の介助

・排せつの介助

・おむつの交換

・歯磨きのサポート

・着替えの介助

・部屋までの誘導

・引継ぎ業務

 

◎就寝後

・夜間巡回

・安否確認

・ナースコールの対応

・排せつの介助

・おむつの交換

・夜勤記録をつける

 

◎早朝から退勤までの時間

・起床介助

・排せつの介助

・おむつの交換

・着替えの介助

・食事の介助

・服薬の介助

・歯磨きのサポート

・日勤スタッフへの引継ぎ

 

入居者の活動時間が少ないので、日勤と比較すると仕事量は少ないですが、引継ぎの時間帯はバタバタとして忙しさを感じるでしょう。

また、夜間なので介護施設で実施されるレクリエーション業務はありません。

 

 

◆介護士が夜勤専従で働くメリット・デメリット◆

 

夜勤専従には、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

 

◎メリット

・給料が高い

夜勤専従の最大のメリットは給料が高い点です。

働く日数が少ないので給料が低くなると心配している方もいますが、夜勤専従には夜勤手当がつきます。

日勤と同じ給料でも夜勤手当がプラスされるので、収入がより多くなるでしょう。

 

・生活のリズムは一定

日勤や夜勤を繰り返す働き方と比べると、夜勤専従は夜勤のみなので生活リズムは一定です。

早番や遅番、夜勤があれば、就寝時間や食事の時間がバラバラになり、生活リズムが崩れてしまいます。

しかし、夜勤専従であれば一定の働き方なので、夜勤に慣れてしまえば整った生活リズムで過ごせるでしょう。

 

・自由時間の確保も可能

夕方から朝にかけての勤務の場合、16時から翌9時までとなれば16時間前後働きます。

そのため、1回の出勤で2日分の出勤とみなされるので1週間の出勤が2~3日と少ないです。

プライベートの時間を確保しやすく、趣味に使える時間も増えるでしょう。

 

・苦手な業務に携わらずに済む

介護職の経験がある人の中には、日々の業務において苦手なものもあるはずです。

例えば夜勤では入浴の介助がありません。

入浴介助は体力も必要で難しいと感じていた方も、夜勤専従であれば必要ないので負担を減らせます。

また、レクリエーションもないので内容を考えずに済むメリットがあります。

苦手な業務がなければより働きやすくなるでしょう。

 

◎デメリット

・昼夜逆転の生活

夜勤専従になれば一定のリズムで生活できますが、昼夜逆転の生活になります。

一緒に暮らしている人がいれば、同じようなリズムで生活できないのでストレスが溜まる可能性もあります。

これまで昼間働いていたのなら、昼間に寝て夜に働くといったリズムに慣れなく、体調を崩してしまう可能性もあります。

「自分には合わない」と感じたら、体調を大きく崩す前に働き方を変えるよう検討してみましょう。

 

・責任が大きい

夜間は昼間と比べるとスタッフの数が少ないです。

緊急時に1人で対応するケースもあり、慣れないうちは緊張からストレスを感じてしまう方もいます。

認知症の入居者が多いグループホームであれば、徘徊トラブルも考えられるので、落ち着いた時間を過ごせない可能性もあり注意が必要です。

 

・救急対応がある

夜間に入居者の体調が悪化する可能性があります。

ケガや持病の悪化など、状況は様々でしょう。

その際は冷静な対応が重要です。

医療的な処置は看護師に任せますが、初動の大部分は自分自身で行うので、焦らず対処できるよう研修をしっかりと受けましょう。

 

 

◆夜勤専従で働く介護職の給料は?◆

 

夜勤専従のメリットでもある給料についても知っておきましょう。

「2019年 介護施設夜勤実態調査結果」によれば、夜勤手当の平均支給額は1回6,000円です。

夜勤専従であれば月に10日ほど仕事を行うので、60,000円の手当がつきます。

正社員だけではなく、パートやアルバイトでも同じように夜勤手当がつくので、日中働くよりも多くの給与を手に入れられます。

派遣社員に関しては、22時~朝5時までの時間帯が「基本給×1.25倍」の時給になります。

時給1,200円だった場合は上記時間帯のみ1,500円になるので、より多く稼げます。

 

 

◆夜勤専従で働くには資格が必要?◆

 

高収入を目指せる夜勤専従ですが、介護の現場なので資格が必要なのか不安に感じている方もいるでしょう。

介護の現場では、人手不足が深刻化しているため、無資格でも採用を積極的にしている施設は多くあります。

未経験でもチャレンジしやすいので興味があれば誰もが挑戦できる職種です。

しかし、それは日中だけの時間帯にいえる話です。

夜間は常駐しているスタッフが日中よりも少ないです。

無資格だと専門的なサポートができず、入居者の生活にも問題が生じてしまいます。

そのため、もし夜勤専従として働きたいのであれば、資格を取得してからの応募をおすすめします。

「介護職員初任者研修」であれば世代を問わず、未経験者でも取得しやすいので介護現場での夜勤専従を目指しているのなら検討してみてください。

 

 

夜勤専従という働き方は日勤と比較すると出勤日数が少なく、プライベートの時間を確保しやすいです。

夜勤手当もあるので給与の面でも心配ありません。

昼夜逆転の生活、責任が大きい、資格が必要といったデメリットはありますが、体力に自信があり、問題なく働けると感じたら、夜勤専従として働く介護職を目指してみてください。

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