介護職は転職が多い?介護職の転職を失敗しない方法とは
2021.10.27掲載
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介護職には、「人の役に立ちたい」「社会貢献したい」など、やりがいのある仕事として位置づけられている一方で、深刻化する高齢化によって人手不足が大きな課題となっています

その一方で、介護職は退職や転職が多いとも言われています。それはいったいなぜなのでしょうか?

今回は、介護職の転職が多い理由や給料の平均などを踏まえ、転職を失敗しない方法をご紹介します。

 

 

■どんな理由で転職しているのか

 

まず、介護職に携わっている人はどのような理由で転職を決めているのでしょうか?

公益財団法人介護労働安定センターの「介護労働実態調査(令和元年度)」によれば、実際に転職を考えた理由で最も多いのが「結婚・妊娠・出産」となっており、次いで「職場の人間関係悪化」、「自分の将来の見込みが立たない」などとなっています。

 

◎結婚・妊娠・出産

そもそも、介護業界は女性が多いという特徴があります。

女性は、結婚・妊娠・出産といったようにライフステージによる変化が多いです。

介護職は、基本的に24時間体制でシフト勤務になるケースがあります。

日勤はもちろん夜勤もあるため、結婚や妊娠、出産を経て不規則な勤務形態を続けるのは大変だと考える人がたくさんいるのです。

特に、小さな子どもがいると夜間仕事に行くのは難しく、日勤の時間だけ勤務したいといった要望を出す人も少なくありません。

夜勤はその分手当が付くという魅力もありますが、不規則な勤務で体力的に負担がかかりやすいことから、自分のライフスタイルに合わせたい人が多くなっているのです。

 

◎職場の人間関係悪化

介護業界に関わらず、職場の人間関係を理由に離職・転職する人は多いです。

しかし、介護職は自分だけで仕事をこなすのではなく、様々な職種がいて1つのチームとして日常の業務に携わります。

時には、1人の利用者に対して数人の職員がケアに関わる場面もあります。

複数人で仕事をする際には、協力や連携、コミュニケーションが必要不可欠です。

しかし、普段から十分なコミュニケーションが取れていなければ質の高いケアができないどころか、自分の居場所を見失ってしまう可能性もあります。

 

◎自分の将来の見込みが立たない

将来のキャリアプラン、資格取得なども離職・転職理由として挙げられます。

介護職は、体力的にきつい割に給料が低いと言われていますが、実際に他の職種と比較しても低い傾向です。

ただ、介護職は資格取得や経験からキャリアアップしていけば給料も上がっていく可能性が高いです。

それでも、最初のうちは給料が低いため、将来の不安やキャリアアップの見込みは期待できないとして離職や転職につながってしまう人が多いのです。

 

 

■給料の平均はどれくらいなの?

 

介護職では、給料が低いことやキャリアアップの不安を抱える人は少なくありません。

では、実際に介護職の給料平均はどのくらいなのでしょうか?

厚生労働省の「介護従事者処遇等調査結果(令和2年度)」によれば、常勤で月額の給料(平均)は従事する施設ごとによって以下のようになっています。

 

★介護老人福祉施設:35万430円

☆介護老人保健施設:33万8920円

★訪問介護:30万6760円

☆通所介護:28万600円

★特定施設入居者生活介護:32万2020円

☆小規模多機能型居宅介護:28万7980円

★認知症対応型共同生活介護:28万7770円

 

あくまで平均ではありますが、いわゆる特別養護老人ホームである介護老人福祉施設で従事した場合で給料が最も多いことがわかります。

ただ、介護職だけに言えることではありませんが、初心者よりも経験がある方が給料も高くなります。

特に介護職では、仕事を続けながら資格取得に挑戦する人が多く、資格手当や昇給などで勤続年数が増えることで平均給料も上がりやすいです。

 

 

■介護職の転職で失敗しない方法

 

介護職は、様々な理由から転職しようと思っている人が多いことがわかりました。

しかし、介護職だけにいえることではありませんが、短期間に転職回数が多いと不利になってしまいます。

では、転職で失敗しない方法はあるのでしょうか?

まず、転職を考えるにあたってチェックすべきポイントがあります。

検討している勤務先がある場合には、以下の点がどうなっているかしっかりと確認しましょう。

 

◎勤務時間・通勤時間

まずチェックしておきたいのが勤務時間と通勤時間です。

求人票には勤務時間が必ず記載されていますが、施設によっては変形労働時間制を採用しているところや、土日祝日が休日となっているところもあります。

希望する時間帯があるならば、その範囲内での勤務時間になっているか、休憩時間はどのくらいなのか、残業はあるかなどをしっかりチェックする必要があります。

希望休の取得や定められたシフト以外の勤務時間への対応など、求人票で把握できない部分は面接時で確認することも可能です。

また、毎日通勤するにあたり、通勤距離や時間がどれくらいかかるかも重要です。

どんなに条件が良い求人であっても、いざ出勤してみたら通勤に時間がかかり負担になる場合もあります。

希望している通勤時間の範囲内で行き来できるかをよく考えましょう。

 

◎仕事内容

介護職であれば、仕事の内容は入居者・利用者の介護全般となります。

しかし、場所によって入居者・利用者の要介護度が異なるほか、業務の内容がこれまでとは異なる場合があります。

介護業務のほかに、事務作業や兼務などの必要があるケースも少なくありません。

車の運転やパソコンの使用頻度など、不明点は確認しておくと良いでしょう。

 

◎給料

どの仕事をするにしても、給料や手当、賞与などは勤務先を選ぶ上で重要な要素となります。

希望する金額であるか、手当の種類や賞与の有無、昇給制度などは職場によって異なります。

希望がある場合は、条件を満たしているか確認が必要です。

 

◎将来性・人材育成・福利厚生

介護職は、勤続年数が長くなればなるほどキャリアアップして給料が上がる可能性が高いです。

そんなキャリアアップの制度がどうなっているか、将来性があるかをチェックすることも大切です。

実際にキャリアアップした人は具体的にどのようにしてキャリアアップしたのか、必要な資格取得や経験などは何かなど、職場のキャリアアップの取り組みで将来性があるか判断しましょう。

また、人材育成の取り組みや福利厚生が充実しているところは、従業員が働きやすい工夫がされています。

働きやすいかどうかを判断するポイントにもなります。

 

◎人間関係

職場の人間関係は、実際に働いてみないと見えてこない部分ではあります。

しかし、求人票には従業員からのコメントや写真が記載されていることがあります。また、面接時には実際に働いているスタッフの様子を見ることも可能です

勤続年数が長い人の割合や最近離職した人がいるかまで確認できないかもしれませんが、こういったポイントを気にしながら職場に足を運ぶのも良いでしょう。

 

 

今回は、介護職の転職が多い理由や転職に失敗しない方法について解説してきました。

介護職は、不規則な勤務形態である・職場内の人間関係が悪い・給料が低いなど、様々な理由から離職・転職が多いです。

転職を考えている場合は、上述したポイントを踏まえて勤務先を決めるようにしましょう。

 

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