2020.01.13掲載
仕事内容
生活相談員」という職種を耳にしたことがあっても、その仕事内容やどんな資格が必要なのかなど、詳しいことを知らない人も多いのではないでしょうか?今回は、そんな「生活相談員」について、必要な資格・仕事内容を調べてみました!
生活相談員とは
生活相談員はソーシャルワーカーとも呼ばれ、主に特別養護老人ホーム・デイサービス・ショートステイなどの介護福祉施設で活躍する職種です。利用者さんやその家族との相談業務・施設との調整や手続き・地域やその他コミュニティとの連携など、介護福祉サービスにおける、ありとあらゆる「連携・調整」が大きな役割です。生活相談員は、ケアマネジャーや施設との調整を行う窓口のような役割であったり、利用者さんや家族との相談業務を行ったりもします。
生活相談員の仕事内容
仕事内容について概要を以下にまとめてみました。
- 施設の入退所の手続き・サービスの利用開始や中止に関する業務
- 利用者および家族に対する相談援助
- ケアマネジャー、地域、他機関との連絡・調整業務
- 施設内における連絡・調整業務
- 介護スタッフのサポート
- 苦情などの対応・窓口業務
- デイサービス等の個別援助計画の作成。ケアプラン作成の援助
生活相談員になるために必要な資格は?
生活相談員の資格要件
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
- 社会福祉主事任用資格
無資格や未経験でもなれる?
求人の募集内容にもよりますが、前述した資格を保有していれば基本的には未経験でも生活相談員になることが可能です。また、無資格でも都道府県によっては「2年以上の介護業務経験」といったような実務経験さえあれば、生活相談員になれる自治体も存在します。