【介護職員初任者研修】とは、どんな資格?
2019.07.15掲載
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必要資格

介護職員初任者研修とは、これから介護の仕事を始める人に最初に取ってほしい資格。直接身体に触れる「身体介護」を行うには、介護の資格が必要ですが、数ある介護資格の中で最も取得しやすいのはこの介護職員初任者研修です。

介護の仕事は大きく分けると、掃除や洗濯・料理などの「生活援助」と、利用者さんの身体に触れて食事・入浴・排せつなどの日常生活を支援する「身体介護」の2種類があります。これは、利用者の家を訪問して行う訪問介護でも老人ホームなどの施設介護でも同様です。

このうち、利用者さんの身体に触れる「身体介護」をするためには、必ず介護の資格を保有している必要があります。
介護の資格は、比較的短期間でとれるものから、難易度の高い国家資格までさまざま 

その中で、この介護職員初任者研修は3カ月程度で取得が可能なもっともとりやすい資格。いわば「介護のスタート資格」です。

ヘルパー2級資格のときは、受講するだけで試験はありませんでした。介護職員初任者研修は、全過程終了後に試験があります。緊張してしまうかもしれませんが、試験は振り落とすためではなく全過程を振り返るような確認の試験です。

むしろ、試験を受ける、というより「介護の技術や理念の基礎をしっかりと学び、身につけるための資格試験」と考え、真剣に受講をし、試験に向かうことをおすすめします。

「介護職員初任者研修」を取得するメリットは?

資格保持者となり信頼される。資格手当などがつき、給料がアップする

この研修を受講し、試験に合格しさえすれば介護の資格保持者となります。無資格だと、仕事内容も利用者のこともわからず、不安に思うことが多いですが介護資格があれば自信も持て、すんなりと仕事に入っていけます。
仕事の幅が広がることで給料も無資格より相対的に高くなりますし、資格手当てがつく場合もあります。

介護の資格によっては、大学や福祉系の専門学校に通っていなければ、受験資格自体がないという資格もあります。しかしこの資格は未経験でも取得できますし学歴も年齢も問いません。
通信講座や短期集中講座・夜間開校の講座など、さまざまな種類があるので、仕事をしながらまた主婦でも取得しやすい資格です。無資格の方にはぜひ取得をおすすめします。

介護の理念から学び、高齢者への接し方がわかる。身体介護の仕事もできるようになる

この研修では、介護の知識を理念から学ぶことができます。利用者の個性を尊重すること、その人らしさを大事にした介護をすることなどとても大切な基本を学びます。

また人間の体のしくみ・老齢化したときの身体的な変化、基礎的な医療知識なども学びます。これらを知ることで、ケガや病気が起こったときの対処だけでなく予防などに役立てることができます。

キャリアアップのスタートライン資格

資格を取得すると、正社員にもなりやすくリーダーや管理者へキャリアアップの可能性も広がります。
「介護職員初任者研修」は介護実務の入門資格です。この後「実務者研修」を経て、介護の実務期間3年の後には、国家資格である「介護福祉士」の受験資格を取得することができます。
また「介護福祉士」取得後にさらに研修を受けることで、これから誕生予定の資格「認定介護福祉士」にチャレンジすることも可能です。