介護福祉士の平均給料はいくらぐらい？ と気になっている方も多いでしょう。
今回は介護福祉士の給料のことを紹介しますね。
介護福祉士の平均年収や月収はいくら？
厚生労働省の調査によると、介護福祉士の平均年収は約400万円で、平均月収は328,720円です。
こちらの手取りは、給料の8割で計算した目安なので、参考としてご覧ください。
介護福祉士が年収アップする方法について
夜勤をする
夜勤の回数を増やすことで、介護福祉士の給料が増えます。
夜勤1回の手当の相場は、3000～8000円だと言われています。労働基準法で法定労働時間を守る必要があり限度はありますが、夜勤の回数を増やすことで、給与額がアップできます。
同じ職場で長期間働く
介護福祉士は、同じ職場で長く務めるほど基本給や、手当が加算され給与が上がる傾向があります。
働く環境や人間関係に問題ない場合は、そのまま同じ職場で働き続けるのも選択肢の一つです。
条件のよい事業所に転職する
条件のよい事業所への転職も、給料アップの方法です。
介護の現場は人手不足が深刻で、介護福祉士のように専門性が高い介護人材は需要があります。
給料の水準が高いだけでなく、手当や賞与が充実している職場に転職することで年収が上がることも実現できます。
介護福祉士は多様な働き方が可能
特別養護老人ホーム
特養は原則として要介護度の高い利用者を対象に、日常生活の介護を提供します。
また特定疾病を患う要介護3位以上の方は、40歳から入居可能です。
入浴、排せつ、移動など身体的な介護を行うことが多いです。
デイサービスは介護認定を受けて自宅で生活する利用者が日帰りで利用するサービスです。
ここでは食事や入浴、レクリエーションやリハビリなどを提供します。
自宅で生活をするために心身機能の維持を図る運動やリハビリを実施します。
介護福祉士の資格を活かしつつ活躍できる現場について
生活相談員
生活相談員は施設利用者の入退所手続きや福祉サービスの調整、利用者やその家族の相談業務をする職種です。
介護福祉士としての視点を持っていると、ケアプラン作成時に利用者の身体や心理的な状態をより正確に捉えることができます。
福祉用具専門相談員
福祉用具専門相談員は福祉用具が必要な高齢者や障害のある方に対し、介護に必要な福祉用具のアドバイスをしたり、福祉用具の利用計画を立てるなど福祉用具の利用者を支援します。
介護現場で支援し続けるのは難しいが、利用者の支援に携わりたい方にはおすすめです。
介護タクシー
介護タクシーは介護が必要な事で、移動が困難な人を病院などの目的地まで自動車で送迎します。
介護タクシーとして働くためには介護職員初任者研修と普通自動車運転免許が必須です。
旅行介助士
旅行介助士は介護が必要な方の旅を安全に支援し、楽しんでもらうために同伴し移動、食事やトイレなどの介助を行う仕事です。
また、旅行介助士の資格を取得することにより「国内旅程管理主任者」という資格を同時に取得することが可能です。
この資格により、添乗員としても働けるようになるので、旅行に関する仕事に興味がある方にはおすすめです。
資格手当で給与がアップする
介護福祉士の資格を取得することで資格手当が支給され、給与がアップします。
無資格と介護福祉士の平均月給を比較しても給与は有資格者の方が高いです。
重要な仕事を与えられる
介護福祉士の資格を持っていると、介護に関する実務経験が三年以上や深い知識がある方が取得可能です。
主任や現場のリーダーなど重要な仕事を任せられることが増えます。
現場のリーダーを担当することで、介護業務以外にも利用者ご家族への連絡、職員への教育や指導、研修の企画など幅広い仕事を任せられます。
