ショートステイはどんな施設なのか気になる方はいるでしょう。
今回はショートステイのことを紹介しますね。
ショートステイとは
ショートステイは、要介護者が最短一日からという短期間で施設に宿泊ができるサービスのことを言います。
自宅介護をしていると、介護者の急病や、冠婚葬祭、出張の予定が入ったなど、一時的に自宅介護が難しくなる場合があります。
そうなった際に、利用できるのがショートステイです。
また介護者の休息や息抜きの目的で利用されることもあります。
ショートステイで働くメリットについて
臨機応変に対応できる能力が身につく
臨機応変に対応できる能力が身につくのも、ショートステイで働くメリットです。
ショートステイは利用者の入れ替わりが多く、その時に入居している利用者の人柄や身体の状態により柔軟に対応する必要があります。
身体への負担が少ない
ショートステイの入居者は自宅で生活していた方が多く、身体介助の頻度は低く、身体への負担が比較的少ないです。
入居者により必要な介助内容に違いがありますが、介助の負担は軽いです。
アットホームは雰囲気で働ける
ショートステイ施設は、少人数の施設で行われる事例が多く、アットホームな雰囲気で働けます。
職員と利用者の距離が近いため、個別の需要に合わせたケアを提供しやすいです。
また施設によっては、会話を楽しんだり、レクレーションを通じて利用者と交流します。
1日どのような仕事をするのかについて
勤務形態に日勤と夜勤の二つがあるのは他の施設も共通です。
どのような流れになっているのかは以下の通りです。
日勤の場合
8:00～出勤
8:30～朝食 朝食の準備を行い、配膳やサポートが必要な利用者がいれば食事介助を行う。
朝食後は、口腔ケアや服薬介助をする。
9:00～入浴 入浴介助
12:00～昼食の準備をして、サポートが必要な利用者がいれば食事介助を行う。
14:00～レクレーションの実施
おやつの提供や機能訓練のサポートもする
16:00～帰宅する利用者の送迎をする
17:00～事務所に戻り、介護記録を記録し、夜勤担当者に引継ぎ、退勤
夜勤の場合
16:30～出勤し、引継ぎをする
17:00～夕食の準備をし、サポートが必要な利用者がいれば食事介助を行う。
夕食後は、口腔ケアや服薬介助をする。
20:00～トイレの誘導やおむつ交換、就寝準備や移動介助をする
21:00～消灯や見回り、排泄の介助や体位交換を実施する
コールや徘徊に対応する。
23:00～介護職員は交替で休暇や仮眠をとる
6:30～起床した利用者のバイタルチェックをする。利用者の起床準備をする。
7:30～朝食の準備をし、サポートが必要な利用者がいれば食事介助を行う。
8:30～日勤への引継ぎをし、退勤する
ショートステイに向いている方について
臨機応変な対応ができる方
ショートステイは短期滞在の施設で、利用者の入れ替わりが多く、短期間で利用者の新しい情報を覚え、人間関係を築く必要があります。
新しく入所した利用者の情報を覚え、対応が出来る方はショートステイの仕事に向いているでしょう。
様々な利用者と関わりたい方
ショートステイは入れ替わりが多いため、様々な方と関わります。
そのため新しい出会いが好きな方にはおすすめな職場とも言えるでしょう。
少人数でアットホームな雰囲気で働きたい方
ショートステイは少人数制でアットホームな雰囲気の施設が多いです。
よって、家庭的な雰囲気で働きたい方には最適とも言えます。
また少人数なので介護をする側の心理的な負担が少なく、多くの利用者に対応するのに負担を感じている方にも
ショートステイはおすすめとも言えるでしょう。
粘り強い方
ショートステイは様々な利用者を受け入れます。中には緊急で入所する方もいます。
つまり、要介護の高い方、認知症の方も入所します。
力仕事をする介護が続く場面もありますので、ストレス耐性に強く介護職に対する粘り強さが求められます。
