「40代でも介護職に転職できるの?」そんな疑問を持つ方もいるでしょう。
今回は40代の介護職の転職について紹介しますね。

初めての介護業界におすすめの施設について
入所施設
入所施設は、24時間体制で入居者にサービスを提供します。
主に有料老人ホーム、介護老人保健施設、特別老人ホーム、などが入所施設として該当します。
また施設によってはリハビリに注力していたり、身体介護が中心だったりと、提供するサービスに違いがあります。
また入所施設は基本的に夜勤があることを理解する必要があります。
通所施設
通所施設は「デイサービス」や「デイケア」などが該当し、自宅で生活をする利用者に対し介護サービスを提供します。
日帰りで利用する施設なので、日勤のみの勤務が可能となります。入居施設と比較すると、身体介護が少ない傾向があります。
デイサービスは利用者同士の交流や脳の活性化が目的で、レクレーションに力を入れています。一方デイケアは歩行訓練や体操、機能訓練などを行い心身機能の維持や向上のために、リハビリをすることが特徴です。
目指せるキャリアプランについて
最初の3年間で実務経験を積む
未経験から介護職を始める場合は、転職して最初の3年は実務経験を積みつつ介護職員初任者研修を取得する期間です。
介護職員として長期で働く場合は、3年以上の実務経験を積んだ上で、国家資格の「介護福祉士」の資格を取得すると良いです。
また「喀痰吸引研修」を受講することで、条件がそろった時、痰の吸引が可能になります。
4年目以降はキャリアビジョンを現実にしていく
3年以上の実務経験を積みつつ、実務者研修を修了した段階で、介護福祉士の受験資格を得ることができます。
試験は一年に一回の一月に行われます。
介護福祉士の取得後は、認定介護福祉士、ケアマネージャー、社会福祉士など、キャリアの幅が広がります。
相談員やケアマネージャーを目指す
利用者と家族の相談に乗り、関係機関と連携し介護サービスを調整する生活相談員や利用者のケアプランを作成するケアマネージャーになる道もあります。
介護職は肉体的にも大変な仕事なので、年齢を重ねると、体力や精神共に現場の第一線で活躍を継続するのは難しいです。
将来を見越し、身体を動かすことが少ない相談員やケアマネージャーへのシフトチェンジも一つの方法です。
40代での転職は人生経験が活かせる
介護職は家事スキルやコミュニケーションスキルなどが求められます。
人生経験で得たスキルは、介護の仕事にも活かせるので、未経験でも活躍できる機会があります。
また40代は利用者との年齢が近いので、親近感を覚えてもらえるでしょう。
また介護職は営業や接客業などの前職の経験を活かすことができます。
様々な経験を積んでいる40代だからこそ活躍できることがあるでしょう。
転職で職場を選ぶ際に調べておきたい要点
子育て支援の有無を確認する
もしも子育てをしているならば、子育て支援が充実しているかを確認しておきましょう。
夜勤のある施設は、一定年齢になるまで夜勤が免除されたり、子供を預ける施設がある事例もあります。
また託児所を併設しているのであれば、費用についても聞くと良いです。
できれば職場見学をさせてもらいましょう、職員や利用者の職場の雰囲気を見ることができます。
職員の表情が明るかったり、利用者の方々がリラックスしている施設なら、未経験でも働きやすいでしょう。
また、施設の清潔感や安全性も確認しておくと良いでしょう。
研修制度や資格取得制度が充実しているか
研修制度や資格取得制度が充実しているかどうかも、転職する際には確認する要点の一つです。
無資格で転職をする場合は、業務をこなしつつ資格を取得することになります。
休みを取得しやすいか、資格を取得するための支援制度があるかも調べておきましょう。




