介護福祉士の資格でできる仕事
2025.06.05掲載
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介護・福祉の情報介護・福祉業界仕事内容

「介護福祉士の資格でできる仕事はあるの?」そういう疑問を抱く方はいるでしょう。

今回は介護福祉士の資格でできる仕事について紹介しますね。

 

■介護福祉士の仕事内容について

介護福祉士は、身体介護や生活支援といった介護業務や、要介護者の家族からの相談対応と助言などです。

また、専門的な知識やスキルを活かしつつ幅広い業務をこなします。

 

☆身体介護

身体介護は、利用者の身体に直接触れて行う介助全般をいいます。

具体的には、食事介助、入浴介助、排せつ介助、清拭、服薬介助などがあります。

 

☆生活援助

生活援助は、日常生活を送る上で必要な支援を行う介護サービスです。

主には、調理、買い物、洗濯や掃除などです。

また生活援助は利用者に対して行うものであり、本人以外の家事は生活援助には含まれません。

 

☆相談や助言

介護福祉士は利用者本人や家族の方の窓口になったり、要介護認定や介護保険に関する相談、介護サービスに関わる各種相談などがあります。

 

 

■介護福祉士の資格が有利な理由について

①スキルの高さを証明することができる

介護福祉士の資格があることは、スキルが高いことを証明できます。

介護福祉士は介護業界の中でも唯一の国家資格で、知識や技術を持っていることを証明できる資格でもあります。

よって介護の現場で即戦力とみなされることが多いので、介護福祉士の需要が高いのも理由の一つです。

 

②好待遇な職場を選びやすい

介護福祉士の資格を持つ人は、無資格の場合よりも給料が上がる可能性が高いです。

また介護福祉士は、介護施設だけでなく、幅広い施設で働くことも可能です。

人手が足りない介護業界において、介護福祉士を持っている人材はどんな職種でも引く手のあまたの状態です。

 

③重要な仕事を任せてもらえる

介護福祉士の資格を持っていると、重要な仕事を任せてもらえることが多いです。

主に主任やフロアリーダーなどで、知識や技術があることで、スキルアップが狙えます。

またスキルアップができると、仕事へのやる気も上がります。

 

 

■介護福祉士が転職できる主な職場について

☆介護老人保健施設

家庭で自立した生活をすることが難しい高齢者に対し、リハビリ、介護や医療的ケアなどを提供しつつ在宅生活に復帰するための施設です。

また介護福祉士はユニットリーダー、フロアリーダーの役割が多く、フロア全体の介護の業務を管理する立場にもなる場合もあります。

 

☆デイサービス

日中に自宅で生活をしている利用者を施設に迎え、食事、入浴、レクレーション、リハビリ等のサービスを日帰りで受けることができます。

介護福祉士は、利用者の身体介助だけでなく、介護に関する相談に乗り支援や助言を行います。

 

 

■介護福祉士の資格を生かせる職業について

①生活相談員

生活同団員は、利用者の相談対応、施設での入退所の手続き、関係機関との連絡や調整を行います。

幅広い施設形態で活躍し、施設によっては、ソーシャルワーカーや支援相談員と呼ばれています。

また職場によっては介護職との兼務をする場合がありますので、現場以外での仕事を希望する場合は転職の際にしっかり確認しておくことが重要です。

 

②看護師や看護助手

看護師は、病気やケガに苦しむ人の療養生活を支援する職業です。

主に医療機関に勤務し、医療や看護の専門知識や技術を基に患者に必要なケアの内容や方法を判断することが求められます。

また看護師は介護福祉士と相性が良く、これまでの知識や技術を活かすことができます。

 

③介護タクシー

介護タクシーは介護福祉士の資格を活かして働ける仕事です。

主に利用者を目的地まで自動車で送迎する仕事です。介護タクシーとして働く条件としては介護職員初任者研修と、普通自動車免許が必要です。

介護タクシーは運転が好きな方にはおすすめです。