「職務経歴書って何を書いたらいいの?」
そういう疑問を抱く方もいるでしょう。今回は職務経歴書の書き方を紹介します。
★職務経歴書とは
職務経歴書とは、業務経験やスキルをまとめた書類のことです。
履歴書は氏名、住所、学歴、職歴など応募者の基本的なプロフィールを確認する書類です。
職務経歴書はニーズに合った自己PRや自身の経歴に合わせつつフォーマットの選択が可能で、表現にも自由度が高いです。
また職務経歴書は採用担当者が書類選考を通過させるかを判断する上でとても重要な材料になります。
職務経歴書をどう書くかにより、面接へ進めるかどうかが決まります。
★職務経歴書で見られるポイントについて
採用担当者が書類選考の際に確認するポイントは以下のとおりです。
・業務経験やスキル
・実績
・強み
・応募意欲や向上心
・転職回数や在籍期間
上記のことを採用担当者に伝わるように、意識して職務経歴書に記載することが大切です。
★職務経歴書の書き方について
1.読みやすい書類にする
読みやすい書類とは、採用担当者が求める情報が盛り込まれていることです。
応募者がどんな業務経歴やスキルを持っているのか、求める人材像に合っているかを読み取ろうとします。
自分の経歴やスキルのうち、どれをアピールすれば伝わるかを考えて記載しましょう。
2.経歴のみならず、取り組みや工夫を記載する
職務経歴を書く際は「どんな業務をしてきたのか」を書くのが前提となっていますが、それだけではアピールとして不十分です。
大切なことは「日々の仕事の中で、取り組みや工夫をしたのか」という仕事への姿勢を記載することです。
過去の業務内容のみならず「取り組みや工夫」を加えることで、アピール度が高まります。
★職務経歴書パソコンによる作成がおすすめ
職務経歴書には決められた形式はありません。
大切なのは、記載されている内容と的確に伝えられている形式の選択ができているかという部分です。
応募先によっては手書きの履歴書の提出を求められます。しかし職務経歴書はパソコンで作成します。
特に指定がない場合は、パソコンでの作成が可能です。
★職務経歴書をパソコンで作成するメリットについて
1.間違えてもすぐに修正や更新ができる
パソコンで作成することのメリットは、修正や更新が簡単にできることです。
職務経歴書は、記載することが多いので、A4サイズの用紙で2枚以上になることも多いです。記載の量が多くなると、誤字脱字の発生が多くなりがちです。また内容の再確認も必要です。
そんな時にパソコンで職務経歴書の作成をしていれば、記入内容の再チェックも容易でしょう。
2.データを保存しておくことで、他社への応募に利用できる
一度、ベースとなる職務経歴書を作成することで、他の応募にも利用できるというメリットもあります。
応募する会社に合わせて修正するようにすれば、手間のかかる応募書類の作成の効率が上がります。
★職務経歴書をパソコンで作成するデメリットについて
1.別の企業向けの文言が残ってしまう
パソコンで職務経歴書を作ることのメリットは、元になるファイルを作成することで、それを手に加えることで複数の企業に応募ができる点です。しかし編集や手を加えたつもりでも、別の企業向けの文言が残る可能性を否定できません。
同時に複数の企業に応募をする際は、気を付けましょう。
2.誤字や脱字が発生しやすい
パソコンで職務経歴書を作る際は、誤字が発生しやすいです。
提出前にはしっかりと確認する必要があります。
また一部修正を行った結果、その前後の文字も間違って削除し、脱字が発生する事例も少なくないです。
手軽に修正ができるので、見直す際は時間をかけましょう。