介護福祉士が取っておきたい資格
2024.06.19掲載
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介護・福祉の情報必要資格

介護福祉士として働いている方で、更にステップアップをしたいと考えている方もいるでしょう。

今回は介護福祉士におすすめの資格について紹介しますね。

★介護福祉士を取得していると取れる資格と研修について★

①介護支援専門員(ケアマネジャー)

ケアマネジャーは、様々ある介護サービスの中から利用者に合うサービスの選択や提案、家族に聞き取りをしてケアプランを作成します。

介護福祉士を取得した後は、次の目標としてケアマネジャーを目指す方が多い資格です。

 

②喀痰吸引等研修

喀痰吸引等研修は介護職員が「喀痰の吸引」と「経管栄養」を行える研修です。

 

喀痰吸引等研修を取得することで、痰吸引や経管栄養を摂取する方に対しサービスを提供することが可能になります。

喀痰吸引等研修は基本講習と実地研修があり、この両方を修了することで、医師の指示や看護師との連携のもとで痰吸引や経管栄養を実施することができます。

 

③認定介護福祉士

認定介護福祉士は、介護福祉士よりも上級の資格に位置づけられている民間資格です。

認定介護福祉士は2015年12月から始まった新しい資格です。認定介護福祉士を取得することで、指導力や人材マネジメント、キャリアアップに有利になるスキルを身に付けられます。

 

スキルアップのみならず、介護現場のリーダー的役割へとキャリアアップを目指す方にもおすすめの資格です。

 

④介護予防運動指導員

介護予防運動指導員は高齢者が持つ身体機能をいかしつつ、自立した生活ができるように支援する役割があります。

 

受講することで、認知症予防や栄養改善、筋トレなど自立支援に役立つ内容を学ぶことができます。

高齢者の方の自立した生活を支援したい方にお勧めな資格です。

 

★介護福祉士としてキャリアアップに役立つ研修★

①ファーストステップ研修

ファーストステップ研修は、小規模チームのリーダーを育成や養成することが目的で、対象者は介護福祉士を取得し2年程度の経験を積んだ方です。

 

研修を通じて習得する知識とスキルは、リーダーシップとしての役割を果たす上で重要です。

 

②介護福祉士基本研修

介護福祉士基本研修とは介護福祉士基本の資格を取得した後に2年未満の方が対象の研修で、ファーストステップ研修前に受ける必要があります。

介護職として視点や視野を広げることが研修の目的です。

介護福祉士として、様々な視野や考え方を身に付けたい方にはおすすめの研修です。

 

★就職や転職に有利になるおすすめの資格について★

理学療法士・作業療法士

理学療法士と作業療法士は、日常生活を円滑に送るためにリハビリを行う国家資格です。

理学療法士は体に障害のある方に対し「立つ、上がる、歩く、座る、寝返り」など基本となる体の動作の訓練をします。

作業療法士は身体もしくは精神に障害がある方に対し、「食事、料理、洗顔、字を書く」といった日常生活を円滑にするための動作に焦点を当ててリハビリを行ったり、就学や就労などの社会的適応能力を維持と改善をする、リハビリの専門職です。

 

<介護関連の資格を取得する3つのメリット>

①転職や就職に有利になる

資格を取得することにより、基本的な知識や技術を持っていることが評価され転職や就職に有利になります。

また資格があることで基礎知識がある人材として売り込むことができます。

他にも資格によっては、人材教育や指導などができるものがあるので、キャリアアップの転職もできます。

 

②収入が上がる

介護の資格を取得するメリットは、収入が上がるところです。

無資格の職員と比較すると、資格取得者は少し高い給与で勤務しています。

また資格を取得した方が責任が重い仕事にも就きやすいため、給料が高くなります。

 

③専門性が高められる

介護の資格を取得することにより、専門性が高められます。

介護に関する知識が深まるため、未経験や無資格よりも適切な行動が取れるでしょう。