介護職の志望動機について
2024.06.05掲載
  • Facebook
  • Twitter
  • Line
就職・転職の情報履歴書の書き方面接対策

「介護の仕事に就きたいけど、志望動機が思いつかない…」

そういう悩みを抱える方もいるでしょう。今回は介護職の志望動機のことを紹介しますね。

★介護職の志望動機が思いつかない対処法について★

①自己分析

自己分析をしていないと、自分のしたい仕事や、働き方が分からず、その施設で働きたいのかが思いつきません。

なので自己分析をしっかりと考える必要があります。

 

「介護士の丁寧な仕事ぶりをみて、介護職に興味がわいた」「家族が施設にお世話になったことがある」など、介護職につきたいと思うきっかけがあるはずです。

 

介護職につきたいと思ったことも書き出してみましょう、そうすることで経験やスキルが整理され、志望動機に活かしやすいです。

 

②企業分析

企業分析をしていないと「なぜその施設を選んだのか」と「なぜ介護職に就きたいのか」などを上手くアピールできないため、志望動機が書けません。

 

公式サイトの企業理念や仕事内容を確認し、経営者や従業員の声を読むことで特徴が分かり、志望動機が書きやすくなります。

また見学会など、実際に施設に行くのも、現場の雰囲気を感じられます。

 

★介護業界における志望動機の3つの要点について★

①志望動機は前向きに書く

まずは志望動機を相手に伝わるようにまとめて書くことが大切です。

 

介護職に就きたいと考えるようになった理由や、多くの事業所の中から応募する事業所を選んだ理由を整理します。

加えて介護観や介護への熱意、自身の将来の人生設計や入社した後に貢献できることなどを交えつつ文章化すると良いです。

 

一方で志望動機に人間関係や職場環境への不満などの否定的な要素を盛り込むのは、あまりいい印象を与えないので気を付けましょう。

 

②これまでの経験を交えて書く

介護職としての経験があれば、どんなことを心がけていたかや仕事姿勢や、過去に勤めていた事業所や施設などの具体的な経験を交えつつ、できる限り具体的な内容を書きましょう。

 

また数値化できる実績があれば自己アピールの材料にしましょう。

 

③将来の人生設計を明確にして貢献することを伝える

どの事業所や施設でも、目的意識を持ちつつ働く方は貴重です。

長く働いて、新人や後輩などを指導する人材であれば、すぐにでも欲しいものです。

 

またあわせて「介護福祉士の資格を取得する」など、介護関係の資格の話をすると本気度が伝わります。

 

★介護業界の志望動機を書く際の注意点について★

 

①志望動機が曖昧

未経験の場合は、注意したい要点です。何となく介護の仕事をしたいといった印象を与える志望動機は悪印象です。

どのような仕事をしたいかをはっきりさせ、応募先に沿ったものかどうかを確認しましょう。

 

②マイナスなイメージになる書き方をする

マイナスになる内容を書く方もいますが、志望動機は自分自身をアピールするものです。

 

もし自己評価が低かったり、マイナスに繋がるような内容を書くとアピールするのが難しいです。

また過大評価を誇張しすぎるのも良くありません。

 

採用担当者が「この人と働きたい」と思うような、魅力を掘り下げた内容を書きましょう。

 

③人間関係のことを書く

前職を退職した原因が人間関係や待遇面だとしても、それらを志望動機に盛り込むのはやめましょう。

 

人間関係のトラブルを記載すると「この職場でもトラブルを起こすのでは」と思われてしまいますし、志望動機として成立しません。

過去の人間関係のことを書くことは控えましょう。

 

④自分本位な内容を書く

自分本位な志望動機を書くと、仕事への本気度が担当者に伝わりません。

 

給料面や待遇面を志望動機に盛り込むことはおすすめしません。自分のことしか考えてないように受け取られてしまい、不採用になる可能性が高いです。

 

自分本位だけを求める志望動機にならないように気を付けましょう。