ケアマネジャーの仕事内容は?
2024.04.17掲載
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仕事内容

「ケアマネジャーの仕事内容はどんなもの?」そういう疑問を抱く方もいるでしょう。

今回はケアマネジャーの仕事について紹介します。

 

◆ケアマネジャーとは?◆

ケアマネジャーは別名「介護支援専門員」と言います。

主な仕事内容は介護が必要な人が受け入れられるように、適切なケアプランの作成と管理をすることです。

加えて、介護現場での指導や助言なども仕事内容に含まれています。

 

◆ケアマネジャーの仕事内容について◆

1.ケアプランの作成

ケアマネジャーの主な仕事はケアプランの作成です。

ケアプランは利用者に提供する介護サービスの詳細をまとめた計画書です。

ケアプランの原案を作成した後は、利用者とその家族、介護関係者、医療関係者とともに介護サービスに関する会議を実施します。

 

2.モニタリングの実施

ケアマネジャーの役割は、定期的に利用者のもとに訪問し、サービスが現状に適切に合致しているか、利用者の状態を観察するなどをモニタリングします。

 

3.サービス担当者会議の出席

ケアマネジャーは、サービス担当者会議に出席をします。

サービス担当者会議とは、利用者本人や家族、主治医や介護事務所の担当者、介護職員などの関係を集めて検討する場のことを言います。

ケアマネジャーが会議を進め、関係者の話を聞きつつケアプランを決めます。

 

4.要介護認定の実施

ケアマネジャーは自治体から依頼を受け、介護サービスを希望する方が要介護認定の対象になるかを調査します。

ケアマネジャーは申請者の自宅に訪問し、利用者の心身の状態や生活状況を確認したうえで認定をします。

 

◆ケアマネジャーのなり方について◆

1.実務経験を積み、受験資格を満たす

ケアマネジャーの試験を受験するには一定の経験を積む必要があり、特定の業務に通算5年以上の実務経験が必要です。

従事期間は試験日の前日までカウントが可能です。また申し込みの時点で実務経験が足りない場合は「実務経験見込証明書」を提出する必要があります。

 

2.介護支援専門員実務研修受講試験に合格する

ケアマネジャーになるには、介護支援専門員実務研修受講試験に合格する必要があります。

介護支援専門員実務研修受講試験は毎年1回の10月ごろに行われます。

介護支援専門員実務研修は、講義や演習を合わせて87時間学びます。

 

◆ケアマネジャーの資格を取得するメリットについて◆

1.業務の幅が広くなる

ケアマネジャーの資格を取得するとケアプランの作成ができるようになり、業務の幅が広くなります。

また、給付管理票の作成、要介護認定の実施など活躍の場が多くあり、経験が積めます。

また介護業界で長く働きたいと考えている方にとって、ケアマネジャーの資格を取得することは、キャリアアップやスキルアップにもつながります。

 

2.転職の役に立つ

ケアマネジャーは介護職でも上位資格で、取得していることで転職活動に有利になるでしょう。

ケアマネジャーの資格は専門性の高い介護の知識やスキル、経験があることをアピールできます。

 

3.給料が上がる

ケアマネジャーは介護業界の中でも上位資格です。そのため基本給が上がったり、資格手当が支給されたりなど給料が上がることが期待できます。

 

4.介護職員と比較し、身体的な負担が少ない

ケアマネジャーは事務仕事が多いです。そのため介護職員と比較して身体的な負担が少ないです。

介護職と兼務している場合は大きな差はないでしょう。しかし夜勤のない専任で働く場合だと体力的な負担が少ないです。

よって年齢を重ねても長く続けることができる仕事です

 

5.自分の仕事次第で利用者の生活向上を高められる

ケアマネジャーのやりがいは、自分が作成したケアプランをもとに介護サービスが提供されることです。

そのため、利用者の状態や家族の生活が向上した際に感じられます。

 

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