サービス付き高齢者向け住宅とは?
2024.04.03掲載
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施設形態

「サービス付き高齢者向け住宅はどんな場所?」

そう考えている方もいるでしょう、今回はサービス付き高齢者向け住宅のことを紹介しますね。

 

◆サービス付き高齢者向け住宅とは?◆

サービス付き高齢者向け住宅とは、自宅と同じように自由度が高い生活を送りつつ、生活相談サービスやスタッフによる安否確認を受けられる賃貸住宅です。

高齢の方でも入居を断られることが無く、住居を安定して確保できます。

 

◆サービス付き高齢者向け住宅のメリットとデメリットについて◆

デメリット

1.スタッフが24時間常にいるわけではない

スタッフが24時間常にいるわけではありません、なので介護の利用が必要な場合は外部の介護サービスを個別に契約しなければなりません。

また看護師の常駐も義務ではなく、ずっと住み続ける体制が整備されているとは言えない施設も多いです。

 

2.要介護度が高いと入居が難しい

サービス付き高齢者向け住宅のデメリットは介護度が高い方の入居が難しいことです。

入居した際は自立だった場合でも、入居後に体調を崩し、要介護度が高くなってしまった場合は退去もしくは転居しなければならない場合もあります。

 

メリット

1.高齢であることを理由に入退去のハンデを負うことがない

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは高齢であることを理由に入退去のハンデを負うことがないことです。

高齢を理由に入居を拒否されたり、突然退去を命じられることが無く、安定した住まいを確保できます。

 

2.自分に合う施設を探すことが可能

サービス付き高齢者向け住宅は2011年に制度が創設されて以来、施設数は増加傾向にあります。

施設側も入居者を募るために、サービスがしっかりした施設や高級志向な施設など、工夫を凝らしています。

 

◆サービス付き高齢者向け住宅の仕事について◆

一般型のサービス付き高齢者向け住宅は介護を必要としない高齢者が多く入居しています。なので体力的な負担が少ないです。

逆に介護型のサービス付き高齢者向け住宅は、要介護の高齢者が多いため、介護の必要があります。

また夜勤業務のあるサービス付き高齢者向け住宅は、長時間勤務だったり、生活のリズムが崩れますので気をつけて下さいね。

早期退職を防ぐためにも、事前に業務内容の情報を掴んでおきましょう。

 

◆サービス付き高齢者向け住宅と居宅ケアマネの働き方の違いについて◆

居宅ケアマネは居宅介護支援事業所で勤務する場合だと、要介護認定を受けている利用者の自宅に行く必要があります。

一方、サービス付き高齢者向け住宅は施設内の居室に行けば済むので、移動の負担が少ないです。

また、利用者の状況把握やモニタリングの際も、移動の手間がかからず楽だと感じることもあるでしょう。

その反面、仕事量が多いため多忙になったり、人間関係のストレスを感じることもあります。

他にも希望に沿ったケアプランの作成など、サービス付き高齢者向け住宅のケアマネにも大変な一面があります。

 

◆サービス付き高齢者向け住宅のケアマネの仕事内容について◆

ケアプランの作成

ケアプランは、自立した生活を促すための計画で、介護サービスの軸になるものです。

サービス付き高齢者向け住宅を利用する方の中には、要介護認定を受けている方もいるので、利用者に合わせたケアプランの作成をします。

 

モニタリング

モニタリングは利用者の部屋を定期的に訪問し、ケアプランに沿った介護サービスを受けられているか、他に悩み事や困ったことがないかを確認したり、介護内容に問題が生じた場合はケアプランの練り直しや、スタッフへの指示を出す場合もあります。

 

相談対応

入居者からの相談を受けた際は、応じることも大切な仕事です。

「こういうことで悩んでいる」「ケアプランの見直しをしたい」といった具合に、様々な相談が寄せられることがあります。

また相談だけでなく雑談相手になるなど、スムーズなコミュニケーションを図ることもケアマネの仕事です。

 

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