「介護福祉士の年収や月収はいくら?」と疑問に思う方もいるでしょう。
今回は介護福祉士の年収や月収などの給料事情について紹介しますね。
♦介護福祉士の年収や月収などについて♦
・介護福祉士の平均月収は福島県の場合、約23万円です。平均年収は約282万円となります。
ちなみにアルバイトやパート、派遣社員は平均時給がそれぞれ939円、1,173円です。
♦介護福祉士の給料の4つの増やし方について♦
介護職員の中でも給料が高い介護福祉士ですが、更に給料を増やしたいと考えている方もいるでしょう。
下記で給料アップの方法を解説しますね。
1.上位資格や高いスキルを取得する
介護福祉士の上位資格である「認定介護福祉士」という民間資格を目指すのも一つの手段です。
介護福祉士よりも高いスキルを取得している証明になりますので、施設によっては責任のある立場に選ばれる可能性があります。
2.勤務の年数を重ねる
介護福祉士として勤務の年数を重ねることにより、経験に応じ、給料が増える可能性があります。
職場に不満がない場合は、長期に活躍するのも給料を上げる一つの手です。
また、特定処遇改善加算が導入されたことにより、長期勤務による利点が明確になりました。
勤務年数が長くなる事で、役職に就く機会を得たり、昇給を目指せます。
加えて、令和元年10月からは、勤続10年以上の介護福祉士の給料アップが確定しており、国をあげて給料アップに取り組んでいるため、今後は給料の底上げが期待できます。
3.給料が高い施設に転職する
今の職場で給料アップを目指すのが難しい場合は、転職するのも一つの手です。
例えば、日勤のみのデイサービスから、夜勤がある特別養護老人ホームに転職した場合は夜勤手当がつきますので給料アップします。
ただし、転職すれば確実に給料が上がるとは限りませんので、転職をする場合はできるだけ自分の経験・スキルなどを高く評価してくれる職場を探すようにしましょう。
4.ケアマネージャーを目指す
ケアマネージャーなどにキャリアアップすることにより、給料アップに繋がるでしょう。
ケアマネージャーは主にケアプランの作成に関わる職種で、介護福祉士からケアマネージャーになることで、月収がアップします。
仕事の幅はもちろんですが、転職の選択肢が増えますので将来的に目指すのも良いでしょう。
♦介護福祉士の働き方について♦
介護福祉士は地域により差はありますが、他の職種と比較しても人材不足なのが分かります。
資格を持つ介護福祉士は年齢問わず求人先は多いので、ライフスタイルに合わせた働き方ができる可能性が高いです。
また、女性が活躍している職種でもあるので事業所によっては託児所の併設や、子育て支援制度を整えている所も増加しています。
今後は結婚や出産をしても働きやすい環境設備が進むことでしょう。
♦介護福祉士を取得する3つのメリット♦
1.就職や転職をする際に役立つ
介護福祉士の資格を持っていることで就職・転職に有利になります。
これは、介護福祉士を雇用する介護施設側に利点が大きいことが関係しています。
介護福祉士の資格を取得していることで「介護の知識がある」「即戦力になる」と判断され、結果として採用されやすいです。
2.重要な仕事を任せてもらえる
介護福祉士の資格を持っていることで、重要な立場を任せられることが多いです。
知識や技術があれば、スキルアップを狙えます。スキルアップができることで、仕事のモチベーションが上がります。
3.いい待遇に期待できる
介護福祉士の資格を取得をしていることにより資格手当がつきますので、無資格の方より給料も高くなります。
施設によって資格手当の金額は様々です。転職する際は給与面がどのようになっているか確認をしましょう。