グループホームに向いている・向いていない人の特徴
2023.07.12掲載
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施設形態

 

「グループホームで働きたいけど向き・不向きはいる?」

疑問が湧く方もいるでしょう。今回はその特徴を紹介しますね。

 

■グループホームのことと仕事内容について■

グループホームは、認知症を持つ利用者が職員の支援を受けつつ共同生活をする施設のことをいいます。

主な仕事内容は利用者の食事、入浴、排せつといった身体介助や生活支援、リハビリやレクリエーションなどを提供しています。

またグループホームは、利用者の認知症の進行を防ぐための支援もしています。

日勤や夜勤問わず、出勤したら利用者の体調に変化が無いか確認し、利用者が安心して過ごせるように、24時間体制で支援することが介護職員としての仕事です。

 

■グループホームで働くことについて■

グループホームで働くのは、無資格でも問題はありません。しかし認知症の利用者は、職員の対応次第で不穏になる恐れがあります。

介護経験がない場合は、最低限の基礎知識を習得しておくと良いでしょう。

また認知症について学べる資格や研修は下記の通りです。

・介護職員初任者研修

・認知症ケア准専門士

・認知症介助士

 

■グループホームに向いている人・向いていない人の特徴について■

【向いている人の4 つの特徴】

1.コミュニケーション能力がある

グループホームの介護職員は、利用者とコミュニケーションが取れる人が向いています。

利用者に寄り添い、適切な言葉で利用者とコミュニケーションが取れる人が活躍できます。

 

2.観察能力が優れている方

グループホームで働く介護職員は、利用者を見守り、困ったことがあれば速やかに対応ができる人に向いています。

利用者の1人1人を把握しなければならないため、観察力が優れている方がグループホームの勤務に向いています。

 

3.体力に自信を持っている方

夜勤シフトがあるため、グループホームでの仕事は生活リズムを調整するのが難しい事例が少なく無いです。

他にも、業務量も比較的多いため、体力に自信を持つ方はグループホームの介護職員に向いています。

 

4.土日祝に出勤できる

グループホームは、利用者の生活を365日体制で見守るため土日祝の勤務が要求されます。

休みに強いこだわりがない人や変則的な勤務が可能な人は、グループホームで無理なく働けるでしょう。

また、施設によっては固定の曜日で休みを取ることが出来る場合もありますので、メリハリをつけて働くことが可能です。

 

【向いていない人の3つの特徴】

1.丁寧な仕事が苦手に感じる方

利用者の介護をする際は、雑な対応をしてしまうと苦情や事故に繋がる場合もありますので、注意深く仕事をする必要があります。

1つ1つの仕事を丁寧に行える方が向いています。

 

2.綺麗好きな方

グループホームでは、入浴や排泄などの身体介助があるため、潔癖症な方は難しいかもしれません。

仕事に対して嫌だと思っていることが仕草や感情に出てしまうことで、その気持ちが利用者や職員に伝わる恐れがあります。

ただし、綺麗好きかつ身の回りの整理整頓が好きな方は、清潔感を求めているグループホームでは歓迎されます。

 

3.生活リズムを大切にしたい方

グループホームは夜勤も必要な施設のため、生活リズムが崩れて疲労がたまったり、睡眠不足になりやすかったりするなど不規則な生活になりやすいです。

可能な限り夜勤を減らして働くことが出来る施設もありますが、夜勤でも問題が無い方の方がグループホームでは働きやすいとも言えます。

 

まとめ

介護施設には色んな施設形態がありますので、向き不向きは人それぞれあります。どのような介護施設で働くことになっても、利用者の気持ちに寄り添うことが一番重要になってきますので、自分に介護の仕事が合っているかどうか見学に行ってみるのもいいでしょう。

また、グループホームは夜勤があるため、生活リズムが崩れたり、土日祝関係なく働けるかどうかを考えることも必要でしょう。