訪問入浴は1日に何件も訪問入浴は、施設介護以上に負担が大きいとも言えます。
在宅介護をしている場合、入浴は家族で協力したり、訪問介護を利用し入浴をする家庭もあります。
今回は訪問入浴のことを紹介しますね。
①訪問入浴について
訪問入浴は自宅で入浴が難しい方のために、入浴介助を提供します。
入浴は体を清潔にするのに加え、日常生活をする上で必要な心身機能の持続や回復にもつながります。
看護師(もしくは准看護師)一人と介護職員二人の三人一組でサービスを提供します。
②訪問入浴に必要なスキルについて
訪問入浴の仕事には、介護の知識や技能、体力、コミュニケーション能力といったスキルが必要です。
訪問入浴は、様々な業務をします。
また利用者の気分や体調をしつつ、適切なサービスを提供をしていきます。
具体的には、浴槽は滑りやすく、利用者の転倒を防止するためにも注意が必要です。
③訪問入浴で働くことのメリットについて
1.無資格や経験が無くても働きやすい
訪問入浴は特定の資格がありません、なので無資格や経験が無くても研修や指導を通じ、基本的な知識や技術を身に付けることで訪問入浴の業務が可能です。
ただし、利用者の介助や心身状態を把握するためには、介護のスキルや知識が必要となります。
よって、初任者研修以上の資格を応募条件にしていることが多いです。
2.チームで協力して仕事をすることができる
訪問入浴は三人で一チームを組んで仕事をしていきます。一人で全部の業務を請け負わず、協力して業務をするため安心感があるでしょう。
また訪問入浴はトラブルが発生した場合は相談することができます。不安がある場合は意見を聞きつつケアをできるなど、安心して業務を進められるのもメリットとも言えます。
3.利用者に寄り添った介護ができる
訪問入浴は、自宅で入浴ができない方、寝たきりの方が主に利用できます。
介護が必要でも「自宅のお風呂で浸かりたい」という希望を持つ利用者に寄り添い、入浴介助をします。
一人ひとりに合った入浴方法、湯温、入浴剤など利用者の要望に寄り添い、きめ細やかな介護ができるのもメリットでしょう。
4.夜勤がない
訪問入浴はグループホームや特養のような夜勤がありません。
なので日勤のみで働きたい方や育児中の方にとって働きやすい環境とも言えません。
④介護の利用者家族とのかかわりで大切なこと
1.利用者、家族とのコミュニケーション
利用者と家族とコミュニケーションをとる際は、敬語で話すことを心がけましょう。
ため口は一見友好的な印象を与えますが、年配の方は気分を害する恐れがあります。
相手を尊重して敬語で接するのが基本なので、相手に失礼のない言葉遣いを心がけましょう。
2.身だしなみには気を付ける
介護職員の身だしなみは清潔感が大切です。
入浴介助でズボンの裾をまくった状態だったり、Tシャツが濡れていたりするのも、ありがちなので気を付けましょう。
3.挨拶や自己紹介は自分からする
利用者や家族と会う際は、相手の方を向き自分から挨拶をします。
利用者家族にとって、名前を知らない、挨拶をしない人は頼りにくいです。
自分から名乗ることや、笑顔で挨拶をすることで「この職員は話しやすい」という印象を持ってもらいましょう。
⑤訪問入浴に向いている人について
1.協調性がある
訪問入浴は協調性がある方に向いています。基本的に3人で介助を実施するため、時間内に行動する必要があり、チームワークが重視されます。
誰が何をしているかを把握し、今自分が何をするのかを臨機応変に対応できると活躍がしやすいです。
2.体力がある
訪問入浴は力仕事が多い仕事のため、体力に自信がある方も発揮しやすいです。
訪問入浴は1日に何件も訪問入浴は、施設介護以上に負担が大きいとも言えます。