こんな人は介護へ転職した方がいい!!
2021.12.01掲載
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介護・福祉の情報
 

転職を考えている場合、選択肢の一つとして介護の仕事を思い浮かべる人も多いはずです。

介護職とは、日常生活において介護を必要としている人へ適切なサポートをする仕事であり、高齢化が進んでいる今、非常に需要が高まっている職業です。

施設スタッフの募集も増えており、転職先として選ばれることも多くなりました。

今回は、介護職への転職を考えている人のために、向いている人・向いていない人の特徴をご紹介します。

 

 

◆介護職に向いている人の特徴とは◆

 

介護職は老人ホームなどの介護施設に入居している高齢者の身の回りの世話をする仕事であり、あらゆる面から入居者の日常生活をサポートしています。

食事や着替え、入浴など、介護職員が担っている仕事は多く、日々分刻みのスケジュールで動いています。

介護の仕事は向き不向きがあるため、転職先として選ぶのであれば慎重に検討しなければいけません。

転職後、後悔することがないようにここでは介護職に向いている人の特徴についてご紹介します。

 

◎人と関わることが好き

介護職は、施設に入居している高齢者だけではなく、その家族や同じ職場で働く職員、医療従事者など、人と接する機会が多い仕事です。

また、職員同士のチームワークの強さが求められる業務も多々あるため、コミュニケーション能力は必須となります。

介護に関する知識や技術など、自分自身のスキルも重要ですが、それ以上に大切なのは高齢者に寄り添い安心して生活できるような環境を作ることです。

介護職では人との関わりが基本となるため、人と話すのが好き、人の話を聞くのが好きという人に向いています。

 

◎思いやりの気持ちがある

施設に入居している高齢者は家族と離れて暮らしているため、不安なことも多いはずです。

しかし、介護職員は家族ではないため、意見や要望を伝えづらいと感じている高齢者もいます。

そのため、介護職員は常に介護される側の立場に立って物事を考える必要があります。

日常生活の中で入居者がどのように感じているのか、何を思っているのかと、相手の気持ちを考えながらより良いサポートをするのが介護の仕事です。

相手の気持ちを考えながら行動できるという人は介護職に向いていると言えます。

 

◎オンオフの切り替えができる

介護職は様々な人々と関わりを持つ仕事であるため、オンオフの切り替えが上手くできない場合、ストレスを感じてしまう恐れがあります。

また、最近では介護施設での看取りが増加傾向にあるため、入居者の最期に立ち会うことも珍しくありません。

介護はつらいことや悲しいこともたくさんあるため、仕事とプライベートのオンオフを上手く切り替えられる人におすすめです。

 

 

◆介護職に向いていない人の特徴とは◆

 

一方で介護職に向いていない人にはどのような特徴があるのでしょうか?

介護の仕事に向いていないにも関わらず転職した場合、あとで後悔するような事態を招く可能性もあるため、あらかじめ向いていない人の特徴を把握しておきましょう。

 

◎神経質、潔癖症

介護職員は入居者の入浴や排泄などの介助も行うため、神経質な性格の人や潔癖症の人にとっては厳しい職業だと言えます。

人の体に触れることに対して抵抗を感じるという人にはあまりおすすめできません。

業務をこなしていくうちに慣れることもありますが、必ずしもそうとは限らないため、割り切れるかどうか自分自身に問いかけてみましょう。

 

◎効率的に業務をこなしたい

介護職に限らず、業務を効率的にこなすことで作業スピードがアップします。

しかし、介護施設で働く場合、自分のペースではなく高齢者のペースに合わせて対応しなければいけないため、効率的に業務をこなせないことが多々あります。

効率を重視して仕事に取り組みたいという人は、転職先として介護職を選ぶのは避けましょう。

 

◎体力に自信がない

入居者の体を支えたり、移動を介助したりと、介護業務は基本的に体力が必要になります。

体力消耗が激しい仕事である上、時には夜間勤務もあるため、身体的な負担が大きくなってしまいます。

また、立っている時間や動き回っている時間も多く、体力不足が原因で仕事を辞めてしまう人もいるほどです。

体力に自信を持てない人や疲れやすい人などは、介護職として働き続けるのは難しいかもしれません。

 

 

◆自分に向いているかどうかを迷っている人がやるべきこと◆

 

ここまで、介護職に向いている人・向いていない人の特徴についてご紹介してきましたが、実際に自分が介護職に就くかどうか迷っている場合、転職活動として何をしておくべきなのでしょうか?

ここでは、自分に向いているかどうかを迷っている人があらかじめやっておくべきことについてご紹介します。

 

◎介護職の情報を集める

転職先として迷っているのであれば、まずは情報収集から始めてみましょう。

介護職と言っても様々な職種があり、実際に勤務先となる場所も職種ごとに異なります。

自分に合うかどうか見極めるためには、転職先として考えている介護職の仕事について詳しく調べる必要があります。

 

◎職場見学に行く

ある程度情報を集めたら実際に施設に足を運び、施設内や業務内容、入居者たちの様子などを見るために見学をするのがおすすめです。

ネットなどに掲載されている情報を鵜呑みにするのではなく、自分の目で見て確かめることが非常に重要です。

 

◎業界に詳しい人に話を聞く

自分一人では向いているかどうか判断できない場合、介護業界で働いている人や過去に働いていた人に相談してみるのもおすすめです。

よりリアルな現場の声が聞けるため、介護業界に詳しい人を頼りにしてみてください。

 

 

今回は、介護職への転職事情についてご紹介しました。

介護職には向き不向きがありますが、何より大切なのは本人に働く意欲があるかないかということです。

高齢者の役に立ちたいという気持ちさえあれば知識や技術はあとからついてくるので問題ありません。

介護職は年齢や経験問わず、将来的なスキルアップやキャリアアップが目指せる業界です。

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