「介護職に転職したいけどできるの?」
介護職に転職を考えている方はそういう不安があると思います。
今回は介護職の転職について紹介しますね。
■施設側から未経験者に求められることについて
①年齢に関係なく転職ができる
介護業界は人材が不足しており、常に人員の確保を必要としています。
よって、年齢が高い事が原因で採用に不利になる事は少ないです。
②介護未経験でも働ける
介護職は経験が無くても始めた方も多く、介護の知識や経験が無く働き始めた方も多いです。
また介護の仕事には専門知識が求められることがありますが、仕事をしながら覚えることができます。
■求められる人物像について
①人と関わるのが好きな人
介護職は人と接することが主な仕事です。
よって、コミュニケーション能力は必須かつ、他の職員との連携も必要で、協調性も求められます。
性格的に人と関わるのが好きな方には向いている仕事です。
②体力に自信がある人
介護の仕事は体が資本となる仕事です。よって基本的には、体力があり健康であることが条件です。
移乗介助をしたり、シフト制で人材の配置があるため、体力がない人には向いていません。
しかし、パートやバイト勤務にしたり、体の負担が少ない施設を選ぶなど、自分の体力に合った働き方や職場を選ぶことができます。
③高齢者に寄り添うことができる
介護職は高齢者が多く、人生の先輩に対して介助をします。
プライドを傷つけないように労いつつ、敬うことが重要になります。
介護の仕事では、入浴や排せつの介助をする場面があり、利用者にとってデリケートな部分に関わる介護で、生きる上で欠かせない介護です。
相手を敬う気持ちを尊重できる方は、介護職に向いています。
■転職のタイミングについて
①常に人材が不足しているため通年で求人が豊富
介護職は常に人材が不足している傾向があります。そのため1年間を通じて常に求人が出ています。
なのでどの時期に転職活動を始めても「求人数が少なくて転職が困難」ということはないです。
高齢化が問題となっている日本において、介護職の応募は活発です。
②転職は自分にとって合う求人が見つかった時がベストタイミング
転職の時期に迷っている場合は「今の職場を退職したい」と思った時が、転職活動をする良いタイミングです。
転職先を探し、自分に合う求人が見つかった時点で挑戦してみることをおすすめします。
人員募集の時期は職場ごとに違いますので、自分に合う求人は時期に関係なく出てきます。
また求人情報に記載が無くても、実は夜勤の条件や休みのことも相談できる事例や、想定外の働き方で希望の条件が叶う事例もあります。
■介護職で転職させるコツについて
①事前にしっかりと調査する
気になる求人を見つけたら、施設研究を兼ねて職場見学を申し込むと良いでしょう。
転職サイトの文章や写真、募集事項などでは実際の職場の雰囲気を掴みにくいです。よって職場見学をして、現場で働く職員から話を聞いたり、施設の利用者の様子や、施設内の状態など、現場の雰囲気を把握することができます。
他にも、介護の仕事への転職経験がある人を見つけて相談することも転職を成功させるコツです。
②自分の希望する条件を満たす求人を探す
介護職は訪問介護事業所、通所介護事業所、入所施設など複数の職場があるため、自分が希望する条件に沿った求人が探しやすいです。
提供する介護のサービスや、利用者の要介護度などが違いがありますので、自分にとって理想の働き方や介護理念に合う転職先を探しましょう。
③自己分析を徹底的にやる
介護の仕事に転職する際に大切な事は自己分析です。まずは介護の仕事をする上で重視する「介護理念」とは何かを考えましょう。
介護理念がはっきりすれば、自分がどのような働き方をしたいのかが見えます。