「40代以上で未経験だけど介護職に就けるの?」と疑問を抱く方もいるでしょう。
今回は40代以上で介護未経験者の志望動機の書き方についてご紹介しますね。
■介護未経験者が志望動機を作る際の要点について
①希望する働き方を伝える
志望動機は採用されるだけではありません。
面接官に良い印象を与えるために、採用された後にどのような働き方を希望するのかも伝えることも重要です。
また40代以上の介護未経験者の場合は、長期で働いてくれるかどうかを見る傾向があります。
採用された後のキャリアプランを語ることで、仕事に対する意欲を更に訴えかけることができるでしょう。
②介護職に就きたい理由を伝える
未経験者が介護職に就く場合、志望動機を考える際には、まず「介護職に就きたいと思うようになったきっかけ」をはっきりさせましょう。
志望動機で介護職に就きたいことを面接官に伝えられれば、仕事への意欲が評価され、採用される可能性が高いです。
③自分の強みをアピールする
自分の強みは面接官から「採用したい」と思ってもらえる内容にすることが大切なので、必ずアピールをするようにしましょう。
また未経験の場合は、過去の経験や前職で培ったスキルをどう活かすかを記載します。
強みをアピールする際は、自身の人柄もアピールできるエピソードを入れるといいでしょう。
■40代で介護の仕事に転職するメリットについて
①未経験者でもキャリアアップが可能
介護職は、経験がなくても転職をした場合でもキャリアアップはできます。
資格取得や実務を積むことで、介護現場におけるケアマネジャー、リーダーなどが目指せます。
介護業界は、資格や実力があれば年齢に関係なくキャリアアップが可能なので、40代の方も長く続けられます。
②親の介護に活かすことができる
40代は、親の介護が必要になる年代です。介護を学んでいると、親の介護が必要になった際に、介護の経験を活かして問題に対処することができます。
介護職を単に仕事ではなく、今後の生活に必要になることだと考えましょう。
③自由度が高い働き方ができる
無資格で介護の仕事に就く場合は、正社員として採用されることは少ないですが、パート職員は自由度の高い働き方を選びやすいです。
例えば、決まった曜日だけに仕事をしたり、毎日9時~14時だけに時間を決めて働けたりなど、曜日や時間を選択できる可能性が高いです。
④安定して働ける
介護職は、利用者の生活に欠かせない仕事のため、安定して働ける仕事とも言えます。
要介護者が増えることが予想されており、介護職は仕事を失う危険が低いです。
介護職は需要が高いので、「手に職をつけたい」と考えている方にもおすすめな職業とも言えるでしょう。
■40代以上の方が介護の仕事に就く強みについて
①家事スキルや介護経験
40代以上の方であれば、過去に親や親族の介護に携わっていたり、主婦業の経験がある方も多いでしょう。
こうした経験により、基礎的な介護や家事スキルが培っている場合は、積極的にアピールしましょう。
また介護職は、利用者の世話や生活援助が中心です。
よって、主婦業や介護経験が役に立ちます。
②コミュニケーションスキル
介護の仕事ではコミュニケーションスキルは欠かせません。
利用者の話を聞くとき、利用者の家族に説明する時、職員と連携して業務を進める時など、コミュニケーションスキルが求められます。
40代以上であれば、利用者からすると年齢が近いため話しやすいと思ってもらえるのも特徴ともいえます。
幅広い年代の方との会話に慣れていることを、過去のエピソードを交えてアピールすれば、いい印象を与えられるでしょう。
③前職でのスキル
介護職は利用者とのかかわりや、多くの職種連携が多いため、介護に関するスキル・技術はもちろんですが、人柄や介護に関連しない業務への対応力も重要視されます。
例えば、前職で事務職をしていた方は、パソコンの基本操作ができる点や資料作成が可能な点などをアピールできます。
他にも接客業をしていた方は、その経験をアピールすることができます。