「特別養護老人ホームはどんな所？」
と気になる方もいるでしょう。今回は特別養護老人ホームのことを紹介しますね。
♢特別養護老人ホームとは？♢
特別養護老人ホームは原則要介護3以上の高齢者が入所できる施設です。
有料老人ホームよりも月々の負担額が少ないので、施設への入居を考えている方に人気があります。
入居の対象は自宅で生活するのが難しく、重度の認知症や寝たきりの方も入居可能です。
♢特別養護老人ホームの仕事内容について♢
特別養護老人ホームで働く介護職員の役割は、入所者に対する介護を行う事です。
仕事内容は下記の通りです。
・食事、排せつ、入浴、着替え、離床、移動などの介助
・機能訓練をかねたレクレーション活動の企画や実施
・入居者の心身の状態変化についての報告
♢特別養護老人ホームで働く3つのメリット♢
1.手厚い福利厚生が用意されていることが多い
特別養護老人ホームは、経営自体が安定している傾向があり、手厚い福利厚生が用意されていることが多いです。
また。希望者の入居待ちが各施設で発生している地域は、介護職の需要が高く、介護の人材を確保するためにも独自の福利厚生を打ち出す施設などもあります。
福利厚生がしっかりしているということは、職員の働きやすさに繋がると言っても良いでしょう。
2.幅広い経験を積むことができる
特別養護老人ホームは要介護度が高い利用者の方が多いです。そのため職員には高度な介護技術が必要となります。
働きつつスキルの習得や向上させていく人が多いので、自分の成長に大きなやりがいを感じやすいです。
また介護技術のスピードも身につきます。
未経験かつ無資格でも特別養護老人ホームで働くことができますので、自分の成長度合いにやりがいを感じやすいでしょう。
3.利用者や家族から感謝される
特別養護老人ホームに限った事ではありませんが、利用者や家族からの感謝の言葉にやりがいを感じる職員は多いです。
職員は、利用者の生活を支えるために日々介助などの業務をこなしているため、そんな中にかけられる感謝の言葉に力をもらっている職員は多く、日々の原動力になっているそうです。
♢こんな方には特別養護老人ホームの勤務がおすすめ♢
1.キャリアアップを目指している
介護職で確実にキャリアアップを目指しているという方は、特別養護老人ホームの勤務に向いているでしょう。
特別養護老人ホームは、要介護度が高い利用者が多く入所しているため、利用者1人1人が求める介護のケアが異なります。
特別養護老人ホームで働いている介護職員は、それだけ様々な要求に応じたサービスの提供や経験をすることになります。そのため、幅広い介護技術を取得できるでしょう。
2.心身ともに丈夫である
心身ともに丈夫な方は、特別養護老人ホームで働くことに向いています。
特別養護老人ホームは利用者の生活の場なので、24時間365日ケアを提供します。
勤務も、日勤だけでなく早番・遅番・夜勤があるので、不規則な生活になりがちで身体的な負担を感じる可能性があります。
また、特別養護老人ホームは利用者の看取りに対応することもあります。長くかかわってきた利用者との別れは精神的な負担を大きく感じます。
よって、すぐに気持ちを切り替えて通常の業務をこなす精神力が求められます。
3.土日祝勤務や夜勤があっても問題ない
先程もお話した通り、特別養護老人ホームは24時365日でケアを提供します。
そのため、働く介護職員は夜勤をこなす必要があります。また、土日祝日関係なくケアを行わなければいけません。
土日祝日や夜勤でも問題ない方は、特別養護老人ホームで働くことに向いています。
しかし、特別養護老人ホームで働く際は土日祝勤務や夜勤が必須というわけではありません。
施設によっては、土日祝日休みが可能なところもあります。
また、特別養護老人ホームの求人の中には日勤のみの求人もありますので、夜勤が難しい方はこのような求人に応募すると良いです。
