職務経歴書ってどう書くの?
2023.05.10掲載
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履歴書の書き方

 

転職活動の際に、履歴書や職務経歴書を提出する事例がとても多いです。

履歴書は自分自身の経歴をまとめますが、職務経歴書は仕事の経験内容をアピールする書類です。

今回は職務経歴書について紹介します。

 

■職務経歴書とは■

職務経歴書は、仕事に関する仕事内容やスキルをまとめた書類です。

自身の経歴や身につけたスキル、自己PRに合わせてフォーマットを選択することができる上に、表現の仕方にも自由があります。

採用担当者が書類選考を通過させるか判断する重要な材料なのが職務経歴書です。

 

■職務経歴書の書き方について■

職務経歴書は応募する企業にアピールするための書類です。下記の要点に気を付けて作成の準備をします。

自分にアピール経験・自分の強みが無いかを、棚卸をしてみる

募集事項に合っているか、アピールができているか、記載する内容を整理と調整する

応募する企業のサイトをよく読み、募集事項を理解する

また職務経歴書はA4用紙1~2枚、多くても3枚程度にまとめるのが一般的です。

 

●読みやすいレイアウトや文字のサイズも気を付ける●

職務経歴書は読みやすさも大切です。文字サイズやフォント、紙面の余白を調整することにより、読みやすさは変わります。

 

●退職理由は、ポジティブに言い換える●

退職理由をポジティブに言い換えることにより採用担当者の印象が良くなります。仕事内容が退職理由であれば「これまでの経験を生かし、新しい環境で自分の力を試したくなった」といった具合に、前向きな表現を心がけて下さい。

 

●経歴のみならず、工夫や取り組みなどを書く●

職務経歴書を書く際に心がけて欲しいのが、「業務の中で、どんな工夫や取り組みをしたのか」という仕事への姿勢を書くことです。工夫や取り組みが書いてあれば、書類選考の通過率は上がります。

過去の業務内容のみならず「工夫と取り組み」を追加することで、採用担当者のアピール度は高まるということを知っておきましょう。

 

■職務経歴書の簡単にできる3つの改善ポイントについて■

1.箇条書きで書く

職務経歴書は、項目ごとに箇条書きで書くことを心がけましょう。職務経歴書は読みやすさがとても大切です。

記載したい内容ごとに項目を作成し、箇条書きで記載するようにしましょう。

2.自己PRにはエピソードを記載する

自己PRは、アピールすることを絞ります。1つの強みについて1つか複数のエピソードで説明することが大切です。

3.数値化する

施策や営業成績により上がった成果は数字で示すことが必要です。その数字が組織に対しどれくらい貢献したのか、どの位すごいのかも記載すると良いです。

 

■職務経歴書の2つのフォーマットについて■

1.編年体形式

編年体形式は時系列に沿って、業務の内容を記載する形式です。経歴と業務歴を辿ってきたのかがすぐに分かるのがメリットです。編年体形式は、新卒時からの業務の内容から順に記載します。

「会社が変わった」「業務の内容が変わった」「事業部が変わった」など、タイミングで一区切りをしながら書くと良いです。

 

2.キャリア形式

キャリア形式は業務の区切りごとに職務経歴を記載をする形式です。プロジェクトベースで仕事をすることが多い職務に向いている形式です。

プロジェクトごとに「プロジェクトの内容」「メンバーの数」「担当業務」「工夫したことや取り組み」「自分の役割」などを明記し、自分がプロジェクトにどれだけ貢献したのかが伝わるようにして下さい。

 

まとめ

職務経歴書は仕事に関する仕事内容やスキルをまとめた書類です。

基本の形は決まっていて、逸脱していると、書類選考が通らないことがありますので気を付けて下さいね。

また職務経歴書は読みやすさや、経歴のみならず工夫や取り組みなどを書くことも心がけましょう。